「社員教育にお金をかけたいが、余裕がない」。多くの中小企業経営者がそう口にします。しかし実は、国は中小企業の人材育成を強力に後押ししており、要件を満たせば研修費用の一定割合の助成を受けられる制度が存在します。
このページでは、研修導入に活用できる助成金の基礎知識と、バリューアップの活用支援の流れをご紹介します。
※助成金・補助金の制度内容は変更される場合があります。本ページは一般的な情報提供であり、最新の要件・助成率等は無料相談にて個別にご確認・ご案内します。
研修費用の負担を軽くする「助成金」という選択肢
返済不要の公的支援を、使わない手はない
補助金・助成金は、融資と違って返済不要の公的支援です。中でも厚生労働省が管轄する「助成金」は、雇用保険に加入している企業が要件を満たせば、原則として受給できる制度が中心です。
にもかかわらず、活用している中小企業は多くありません。理由は明快で、「制度が複雑で分かりにくい」「何が自社に使えるのか判断できない」「申請の手間が大きい」からです。せっかくの制度が、情報とノウハウの差によって「知っている会社だけが得をする」状態になっているのが実情です。
バリューアップは、研修導入と助成金活用をセットで設計することで、この情報格差を埋め、人材投資のハードルを下げます。
人材開発支援助成金とは——eラーニングも対象に
社員研修に関する代表的な制度が「人材開発支援助成金」です。従業員に対して職業訓練を実施した事業主に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が助成される制度で、2022年からはeラーニングによる訓練も助成対象に加わりました。
複数のコースが用意されており、DX・デジタル人材の育成を対象とするコースや、事業展開に伴うリスキリングを支援するコースなど、中小企業の人材戦略に合わせた選択が可能です。中小企業は大企業よりも高い助成率が設定されているのが一般的で、人材投資をもっとも後押しされているのは、実は中小企業なのです。
定額制訓練(サブスク型eラーニング)の活用
バリューアップのe-ラーニング研修のような定額制(サブスクリプション型)の研修サービスには、「定額制訓練」という助成の枠組みがあります。労働者の多様な訓練の選択・実施を可能にする定額受け放題の研修サービスが対象で、要件を満たせば利用料の一定割合が経費助成されます。
定額制訓練の魅力は、全社員に幅広い研修を提供しながら助成を受けられる点です。「一部の社員に単発の研修」ではなく、「全社員に継続的な学習環境」を、実質負担を抑えて整備できます。教育のバラつき解消と費用対効果を同時に実現する、中小企業に最も適した活用方法のひとつと言えます。
助成金活用の流れと注意点
助成金活用で最も重要なのは、研修開始前の計画届の提出です。多くの制度では、訓練開始前に訓練計画を作成し、労働局へ提出しておく必要があります。「研修を始めてしまってから助成金を探す」のでは間に合わないケースが多いのです。
一般的な流れは次のとおりです。
1. 自社が対象になるかの確認(雇用保険の適用、企業規模など)
2. 訓練計画の作成と労働局への提出
3. 計画に沿った研修の実施と受講記録の管理
4. 実施後の支給申請と受給
注意点として、受講時間や実施方法の要件、対象となる従業員の範囲、申請期限などが細かく定められており、書類の不備や記録の不足があると不支給になることもあります。また、制度の内容・助成率・要件は年度ごとに見直されるため、必ず最新情報での確認が必要です。
研修設計と助成金設計をセットで——バリューアップの支援
助成金の申請支援だけなら、社労士事務所でも受けられます。バリューアップの違いは、「どんな研修を、誰に、何のために行うか」という研修設計と、助成金活用の設計を最初から一体で行うことです。
助成金ありきで内容の薄い研修を組むのは本末転倒です。逆に、良い研修を設計しても助成金の要件を後から確認したのでは、使える制度を取りこぼします。経営課題から逆算した研修設計に、最適な助成金活用方針を重ねる——この順番だからこそ、人材投資の効果と費用対効果を両立できます。
申請実務については、提携する社労士等の専門家と連携し、計画届から支給申請までをサポート。経営者は本業に集中したまま、制度活用を進められます。
「うちは対象になるのか?」「いくらぐらい助成されるのか?」——まずはその確認からで構いません。無料相談(初回30分無料)にて、最新の制度情報に基づき個別にご案内します。
